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トイレが近い・尿漏れ、といった尿のトラブルを抱えながら「恥ずかしいから」と我慢している人が 少なくありません。 少々の尿漏れや頻尿は中年からの自然な現象ですが、病気が原因でおこる場合もあります。 尿漏れ・頻尿の原因を見きわめ、早期に症状に応じた対策を行うことが、生活の質の向上に役立ちます。 正常な排尿とは?起きているときは8回程度が目安
排尿は血液中の老廃物や摂取しすぎた水分や糖、塩分、アンモニアなどの有害物質を 尿とともに排泄し、 血液をきれいにする大切な役割を果たします。 腎臓で作られた尿は膀胱(ぼうこう)に一時的に貯められ、通常、約200ミリリットルでトイレに行きたくなります。 しかし、2時間は貯めておくことができ、尿が漏れることはありません。
排尿の回数は気温の変化や摂取した水分量、発汗、緊張などの精神状態によって変わりますが、 成人で起きているときは8回以内、 眠っているときは50才未満で0回、50〜60才で1回、 60才以上で2回までが目安。
起きているときに10回以上行くことを頻尿といいます。
<正常な排尿と頻尿>
尿漏れ・トイレが近くなる原因は?膀胱炎、前立腺肥大症、脳神経の病気など
トイレが近くなる原因はさまざまですが、主な病気は次の3つ
・膀胱炎膀胱の粘膜が細菌に感染してただれるため、膀胱の感覚が通常より敏感になり頻尿が起こる。
・前立腺肥大症大きくなった前立腺が膀胱の出口を刺激し、膀胱が常に収縮する不安定な状態になり頻尿・尿漏れが起こる。
・脳神経系の病気排尿は副交感神経の働きにより、脳から脊髄、膀胱へと指令が伝わるが、これらに病気があると 指令が上手く伝わらず頻尿・尿漏れが起こる。 膀胱炎はどのように治療するの?抗菌薬の服用によって3日以内に改善します
膀胱炎は女性に多い病気です。過労や睡眠不足、冷え、かぜ、便秘などが感染の誘因となります。 膀胱炎の三大症状は頻尿と排尿痛、尿の濁りです。 しかし、お年寄りの場合、排尿痛などの症状が出ないこともあります。 膀胱炎は尿検査によって診断でき、治療にはニューキノロン系合成抗菌薬を用います。
極端に言えば、治療を受ければ、膀胱炎は治りやすい安心できる病気です。 疑いがある方は悩む前に、すぐ病院に行きましょう。 膀胱炎を改善する生活法は?トイレを我慢せず、下半身を温めるなど
膀胱炎を予防・改善するためには次のことを心がけましょう。 ・尿意を我慢すると膀胱内に細菌が繁殖しやすくなるので、トイレを我慢しない。 ・細菌を洗い流す尿の量を増やすために水分を十分に摂る。 ・入浴や使い捨てカイロなどで下半身を温める。 ただし、痛みのある急性期は避ける。 (寒い部屋では、靴下・ひざ掛けを利用する。) ・下半身を清潔に保つ。 (トイレ後は、洗浄便座等を利用する) ・膀胱の炎症を悪化させるので、過度のアルコールは避ける。 ・便秘になると膀胱の機能が低下するので、便秘を予防する。 くしゃみをしたり大声で笑うと尿漏れします骨盤底筋がゆるむために起こります 尿意がないのに尿が出たり、我慢できずに尿を漏らす状態を尿失禁(尿漏れ)といいます。
・腹圧性尿失禁(尿漏れ) 咳やくしゃみ、大声で笑ったときなどに起こる。
・切迫性尿失禁(尿漏れ)尿意を感じた途端に漏れたり、トイレに間に合わずに漏れる。 膀胱の感覚が過敏だったり、膀胱が異常に収縮するために起こる。 患者数の25〜30パーセント。 腹圧性尿失禁を合併するケースもある。
尿漏れの原因は
尿漏れは治るのか?骨盤底筋体操や膀胱訓練法が有効
尿漏れは日常生活に支障を感じなければ病院で治療を受ける必要はありません。 社会生活や衛生面、精神面に影響がある場合、治療を行います。 治療・改善法は次の通り ・腹圧性尿漏れには、骨盤底筋体操 約8割が骨盤底筋体操を毎日10分行うことで改善。
改善しない場合、コラーゲンを膀胱の出口に注入してり、手術療法を行う。
・切迫性尿漏れには、膀胱訓練法と骨盤底筋体操を 薬物療法を行いながら、排尿日記をつけて排尿間隔を徐々にあけていく膀胱訓練法を行う。
膀胱訓練法の途中に、間に合わなかったり、失敗したりしても、 諦めずに少しづつトイレに行く間隔を延ばしていきます。 失禁パッドやショーツも上手に利用してください。 <尿漏れの方の生活上の注意>日常生活で適度な水分を摂る、肥満や便秘を改善する、膀胱炎を予防することも大切です。 尿漏れのある方は、水分を制限しがちですが、これは体にとって非常に危険です。 尿が漏れても、拭いたり洗えば済みますが、 脱水症状は「脳卒中や心筋梗塞」などの血栓症が発生しやすくなります。 周囲の方は、よく注意してあげてください。
尿漏れ・頻尿について(具体的質問)質 問1 42歳女性です。数年前から頻尿・尿漏れに悩んでいます。
尿意だけでなく、そのつどある程度の量が出ます。 痛み等はなく、就寝中に尿意で起きることもほとんどありませんが、 昼間どうしても抜けられない場面でこの症状が起こったらと思うと、安心して過ごせません。 実は3年ほど前、泌尿器科を二軒ほど受診してみたのですが、そのどちらも 「あなたの気のせいに決まっています」「本当にそんなに頻繁に行っていたら脱水症状起こして死んでいますよ」と、 まったく相手にしてもらえませんでした。
回 答 以前は原因不明の尿漏れ・尿意切迫感、頻尿を訴える患者さんに対して、神経性頻尿という 診断名を付けていました。 厳密な意味での「神経性頻尿」と言う病名は、他の疾患の可能性が無いと言う証明が出来て 初めて付けるべき病名ですが、現実には医者が「分かりません」と言うのが嫌で付けてしまっていたのが実情です。 しかし、住民健康調査などで、尿漏れ・頻尿 、尿意切迫を多少とも自覚する人は、女性で30%、男性でも10%に 上ることがわかり、「分かりません→神経性頻尿」ではすまなくなってきました。 そこで最近では、難しく、患者さんの負担になる侵襲的検査をしなくても、尿意切迫感があり、頻尿や夜間頻尿が あれば、過活動膀胱症候群(OAB syndrome)と定義し、積極的に加療してゆこうという方向になっており、 この分野の新薬(飲み薬、貼り薬等)が次々発売される予定です。 この2-3年で疾患概念が大 きく変化した分野ですので、医師の間にも未だ混乱がありますが、 どうぞ懲りずに泌尿器科専門医に相談なさってみてください。 質 問2 尿漏れは、まだ原因不明な場合が多い症状のようですが、お薬には症状改善に効き目のあるものが 出てきているのでしょうか。
回 答 正直、この分野は得意不得意がありますので、できれば複数の泌尿器科専門医のいる病院を選んでください。 この分野のお薬は次々と新薬が発売される予定です。
一般で入手できるお薬は、どうしても安全性の面から効果は弱いものが多いです。
個人差があります。
<尿漏れ対策商品・機能別比較表>
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