年齢に関わらず、便秘に悩む人が増えています。
ある調査では、20代〜60代の約400人の女性にアンケートをとったところ、
「便秘で困っている」と「便秘ぎみ」の人は合わせて全体の40.6%。
なかでも最近特に問題視されているのが、ダイエット。
ダイエットしていない人でも、年齢や運動不足からくる食事量の減少が影響しています。
食べる量が減ると便の量が減るだけでなく、大腸に便が長くとどまるため水分が吸収され、
便が硬くなって出にくくなります。
腹筋が弱ると、便を押し出す力が弱くなるだけでなく、内臓を支えきれなくなるため胃腸が
下垂してさらに悪影響をおよぼします。
食欲がないので朝食を抜くといった生活習慣も問題です。
食事や睡眠などの生活リズム自体を規則的にし、適度な運動を取り入れることが第一歩です。
水分不足で便秘に?
意外に気づきにくいことですが、水分不足も便秘の原因になります。
便の組成を調べると、その70〜85%が水分であることが分かります。
腸にとどまっている間に便の水分が失われると、便が硬くなって出にくくなります。
また便に含まれる食物繊維は、水を吸ってふくらむことで、腸壁を刺激し、便を出やすくしています。
人間のさまざまな生体活動に体内の水分が使われるほか、汗や尿、便としても体内の水分は
出ていきますから、外から補うことが必要です。
一般的に飲み物として1日に約1リットル以上の水分をとることが必要だとされていますが、
食べる量が少ない人、便秘がちな人ほど、意識的な水分補給を行う必要があります。
便秘を予防する、上手な水分補給のコツ
朝起き抜けにコップ1杯の冷たい水を飲むと、便通を促がす効果があるとは、よく言われることです。
これは空っぽの胃腸が刺激されることにより、腸が収縮して便を押し出すようにはたらくためです。
腸のはたらきを高めるため、「起きてすぐ、1杯の水」を習慣にしましょう。
特に夜中のトイレが嫌なために、寝る前の水分補給を控えている方は、
体が脱水状態になっているので、必ず飲むようにしてください。
また、日中は知らずしらずのうちに汗をかいています。
食事時に水分をとるのはもちろん、食間もこまめに水分を補給しましょう。
一度にコップ1杯(または、半杯)くらいづつ摂るようにすると、無理なく水分補給ができます。
汗を大量にかく入浴前後の水分補給も忘れずに。
充分な水分を補給することは、便秘予防だけでなく、血液をサラサラに流れやすくしたり、肌の潤いを保ったりするためにも役立ちますので、ぜひ積極的に水分をとる習慣を身に着けましょう。
特に、お薬を飲んでいる方は、水分を大目に摂りましょう。
錠剤やカプセルに含まれている凝固剤が、便秘の原因の場合もあります。
場合によっては、医師に相談し、粉末薬があれば変更してもらいましょう。
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