肩の痛み(五十肩)

2019/10/09


肩の痛み(五十肩)



<肩関節の構造>
肩関節

肩関節は、上腕骨と肩甲骨(肩峰、関節窩)からできており、動く範囲の大きい関節です。

まわりを包む関節包という袋や腱板で支えられています。



肩関節周囲炎(五十肩)

特徴

肩の痛みの原因のひとつです。

肩関節の関節包や腱、靭帯、筋肉などが老化し、関節周囲に炎症が生じて起こると考えられています。

40~60歳代に多く見られます。


主な症状

急性期:

肩から上腕に痛みがあり、腕を挙げたり背中に回す時に痛みます。

就寝時は肩の位置や寝返りなどで、ズキッと痛みます。

慢性期:

安静時の痛みは軽くなりますが、肩の動きが悪くなります。

肩周囲の組織が硬くなり(拘縮)、癒着したりするとさらに悪くなります。
(凍結肩・フローズンショルダー)

診断

痛みの部位や、肩関節の動きを見て診断します。エックス線撮影も行います。

超音波検査やMRI検査を行って、腱板断裂などの他の病態の有無なとを調べることもあります。

治療

急性期はアームスリング(三角巾)などで安静をはかり、痛みを伴う動作を控えます。

消炎鎮痛薬(湿布薬、飲み薬)が有効です。
痛みが強い場合は注射も行います。
痛みの生じない範囲での他動運動(*)もよいでしょう。

(*)他動運動とは、自分の良い方の手で悪い方を動かしたりして、関節可動域(関節の動く範囲)を広げて、維持する運動のひとつ。

急性期が過ぎれば、ホットパックなどの温熱療法や運動療法を行います。

運動療法は、他動的な関節可動域増強訓練を少しずつ進めていきます。

手術

頑固な痛みや拘縮が続いたり、腱板断裂を伴ったりした場合に、関節鏡手術をすすめることもあります。

しつこい肩の痛みは医師に相談しましょう。




<振り子体操>
(アイロン体操)
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<壁体操>
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<タオル体操>
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