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膝の痛みの原因と治し方


膝の痛み・関節痛の原因はさまざま

原因に合った治し方が必要です



「年齢とともに膝の痛みが強くなってきた」 と訴える人は多い。

「膝の痛み」があると体を動かさなくなり、膝関節周囲の筋肉が衰え、ますます症状を悪化させるという悪循環になりやすい。

膝の痛み・関節痛の原因を正しく理解し、筋肉を強くするなど日常生活でもできる予防・改善法。


<目次>


膝の痛み・関節痛の原因と治し方

1.膝の痛み・関節痛の原因

2.膝の痛み・関節痛が起こる病気

3.お年寄り・肥満の人に膝の痛みが多いのはなぜ

4.スポーツで関節痛が起こる場合

5.変形性膝関節症とは

6.病院ではどんな治療をするのか

7.膝の痛み・関節痛に効く薬

8.膝の痛み・関節痛を予防するには



1.膝の痛み・関節痛の原因?

軟骨がすり減る、関節包が引っ張られるなど


骨と骨との「ジョイント」の役目をしているのが関節

関節のすり合わせ部分にあるのが関節軟骨で、骨と骨とが直接ぶつからないようにしています。

関節をすっぽり包んでいるのが関節包で、滑液という潤滑油を分泌する滑膜と繊維膜という2枚の膜でできています。

関節はその他に靭帯や筋肉、神経、血管などで構成されています。

関節の痛みの原因

関節軟骨には神経が通っていないので直接には痛みません。

しかし、関節の周囲にはたくさんの神経が通っているので、関節に少しの異常があっても敏感に痛みを感じます。

関節が痛む場合、次のようなケースがあります。

・関節軟骨がすり減ったり消失し、骨と骨がこすれ合う。

・軟骨のすぐ下にある骨で異常が起こる。

・関節包が引っ張られる。

・滑膜が炎症を起こして腫れる。

・靭帯が引き伸ばされて切れる。

これらが、いくつも重なって痛みを起こす場合が多くあります。

<膝関節>
膝の関節



2.膝の痛み・関節痛が起こる病気

関節軟骨がすり減る病気や細菌の感染など


関節はひじ・ひざ・手首・足首・指・肩・あご・腰(股関節)などにあり、各部位によりさまざまな病気が起こりますが特に気をつける病気をあげましょう。

・変形性膝関節症(中年以降の膝の痛みで最も多い)

関節の軟骨がすり減ったために痛みを生じる病気。膝の痛みで最も多いのが変形性膝関節症。

老化によりクッションの役目をする軟骨がもろくなって減り、さらに筋肉の衰えにより軟骨に負担が増し痛みが強くなる。

・慢性関節リウマチ

全身の免疫異常により滑膜に炎症が起こり、そこから出る化学物質によって関節軟骨が破壊される病気。

特に女性に多い。

まず手や指など比較的小さな関節に起こることが多く、進行すると全身の関節が破壊されて機能障害が起こる。

・変形性脊椎症

背骨の老化によって起こる病気で腰がもっとも多い。

変形性脊椎症は、まず腰の重圧間を感じ中腰を長く続けたり長時間あぐらをかくと痛みが生じてくる。

進行すると腰を曲げられなくなる。

・化膿性関節炎

関節に細菌(ブドウ球菌・連鎖球菌・肺炎球菌など)が入り込んで化膿し炎症を起こす病気。

血液やケガの傷口から感染する。症状は関節が赤く腫れて熱をもち痛みも徐々に強くなる。
放っておくと関節が破壊される。

・肩関節周囲炎(五十肩)

一般的な呼び名は「五十肩」で肩の関節やまわりの組織に炎症が起こる。

肩を長年酷使してきたため起きる腱の老化などにより、肩関節の機能バランスがくずれ痛みが生じる病気。

腕を上げたり背中に手を回すなどの動作で痛みを感じる。

・痛風

血液中の尿酸が通常より高い数値になり、尿酸の結晶が関節に溜まり炎症を起こす病気。

肥満、アルコールの摂取過多によって発症することが多い。

まず親指の付け根が赤く腫れあがり、強い関節痛がおこることが多い。


関節が痛い時には、まず原因を特定することが大切。

痛みの強いとき、症状が長引くときには、自分で判断せず医師の診断を受けておきましょう。

レントゲンや血液検査で当日に、ほぼ原因特定できます。

原因が分からないのに、マッサージや湿布・鎮痛剤等で痛みをごまかすのは非常に危険です。

膝関節は体重を支えるため障害を起こしやすく、変形性膝関節症、慢性関節リウマチ、半月板損傷が膝の三大病です。

膝のように体重はかかりませんが、日常生活で酷使するのが「ひじ」

「野球ひじ」「テニスひじ」などスポーツによる障害も多く、加えて変形性肘(ちゅう)関節症や慢性関節リウマチなどが起こります。



3.お年寄りや肥満の人に、膝の痛み・関節痛が多いのはなぜ

軟骨が弱くなったり負担が重くかかるため。

お年寄りや肥満の人に関節、とくに膝の痛みを訴える人が多いです。


膝の関節痛の誘因となるもの

・老化

年をとって筋肉が衰えると膝の一部に負担がかかるとともに軟骨も老化するため。

70~75歳の人のレントゲンを撮ると5割以上の人に膝の障害がみられる。

・肥満

歩く時は体重の3~5倍の重さが膝にかかる。

10キロ体重が増えると、最大50キロもの余分な負担が膝にかかることになる。

・O脚

足がまっすぐな人は体重を膝関節全体で支えますが、O脚の人の場合は膝が体の中心から外にずれている。

そのため、体重が膝の内側に集中してかかるため痛みが発生しやすくなる。

・姿勢の悪さと膝の痛み

重心が膝と足の裏の中心にかかるのが正しい姿勢。

姿勢が悪いと膝に集中的にストレスがかかり、ゆがみやずれが生じる。

その結果、股関節や背骨がゆがんで全身に悪影響を及ぼす。

・成長期に過度のスポーツ

骨が弱い成長期に膝に負担のかかる運動を続けると、関節に負担がかかり軟骨が弱くなる。


<膝の痛みの主な原因>

・加齢による筋肉の衰えと軟骨の老化

・肥満。体重の3~5倍の負担が膝ににかかる

・O脚は体重が膝の内側に集中してかかる

・姿勢の悪さは、膝のゆがみやずれの原因に

・成長期に過度のスポーツは関節に負担がかかり軟骨が弱くなる



4.スポーツによって膝の痛み・関節痛が起こる場合

もっとも多いのが膝の関節の障害。

スポーツにはケガがつきものですが、最も多いのが膝の関節で関節の強さを超えた動作をするために起こります。

膝の障害で多いのは次の2つ

・半月板損傷

半月板は膝の2つの骨の間に挟まっている繊維質の軟骨。

膝をねじったり、ジャンプして着地した時など、大きな衝撃がかかって裂けることがある。

特に年をとると衝撃に弱くなり、しゃがんだ状態から急に立ち上がっただけで裂けることがある。

・膝の靭帯損傷

膝には前後の動きの安定性を保つ前十字靭帯と後十字靭帯、横の動きの安定性を保つ内側側副靭帯と外側外副靭帯など、いろいろな靭帯があり、ねん挫などで必要以上に伸ばされると断裂する。

特に「健康のため」と中高年の人が急に思い立ってジョギングを始めると、膝を痛めるケースが多いので注意が必要です。

スポーツによる関節痛は膝だけでなく、ひねって起こる足首のねん挫や、転んで手をつき「ひじが抜けた」状態になる。

脱臼(関節がはずれる)、突き指(指のねん挫)など全身の関節に及びます。

精神面と肉体両方のコンディションを知り、無理をしないことが大切です。



5.中年以降の膝の痛みの原因で最も多い、変形性膝関節症とは

関節の軟骨がすり減り、膝に痛みが生じる。


中高年の人の膝の痛みで最も多く、関節の軟骨がすり減ったり半月板が部分的に切れて関節の間に挟まった結果、関節が変形します。

何年もかけて徐々に症状が進行するのが特徴です。

まず、膝の違和感やこわばりを感じ痛みをともなうようになります。

さらに進むと、膝に水が溜まったり関節が変形し歩行がつらくなり日常生活にも支障が出てきます。


<変形性膝関節症になりやすい人>

・中高年者

・膝の筋肉が弱い女性

・肥満の人

・O脚の人

・若い頃、激しいスポーツをしていた人



6.膝の痛み、病院ではどんな治療をするのか

生活改善の指導や薬物・運動療法など


関節の不調を感じたら、まず整形外科を受診してください。

病院では問診をはじめ、視診(歩き方などを視る)、触診(膝などを触って調べる)、関節のレントゲン撮影など検査を行い原因となる病気を診断します。

変形性膝関節症では、まず関節への負担を軽減させるため肥満の人(BMI法で診断)は体重が正常値内になるよう指導します。

初期の場合、膝の筋肉を強化する運動療法や生活環境の指導によってほとんど改善できます。

症状が進んだ場合、温熱療法や装具療法、薬物療法(抗炎症薬、湿布薬、関節内へのヒアルロン製剤の注入等)、関節内洗浄法などを行います。

それでも回復しない場合は手術療法が選択されます。


<体重の目安 BMI法>

肥満の判断基準

や せ: 20以下
正 常: 20~24
太り気味:24~26
肥 満: 26以上

計算方法

BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
例えば身長160cm 体重70kgの人の場合
70÷1.6÷1.6=27.3(26以上で肥満)



7.膝の痛み・関節痛に効く薬

消炎鎮痛剤の内服薬や湿布薬、塗り薬が有効

関節の痛みや腫れをやわらげる市販薬としては消炎鎮痛剤

<消炎鎮痛剤の種類>

・内服薬----痛みや炎症に有効

・湿布薬----冷やしたり温めることが目的でなく、皮膚を経由し薬を患部に送り込む

・塗り薬-----クリーム剤、軟膏、液剤。成分は湿布薬とほぼ同じ

・坐薬-------強い痛みに有効

内服薬は副作用が無ければ痛みをしのぐには良いのですが、1週間たっても同じ症状が続いたり症状が悪化する場合などは医師に相談してください。

ひじや膝など湿布薬が貼りにくい部位には塗り薬を使用し、その上をサポーターで保護するとよいでしょう。



8.膝の痛み・関節痛を予防するには

肥満を解消し関節を強化する体操を


関節痛の原因は日常の動作や生活が大きな関わりを持っています。

関節痛を予防するために次のことを心がけましょう。

・肥満の解消

膝の関節に最も負担をかけるのが肥満。

食事と運動(ウォーキングなど)を組合せて無理の無いダイエットをしましょう。

・椅子の生活を

正座は膝へ大きな負担をかけるので椅子に座る生活をして、できるだけ正座をしないようにしてください。

・膝関節を強化する体操を

膝関節の周囲にある筋肉を強化することで膝機能の衰えを予防する。



<膝の痛みに太ももの強化体操>

椅子に腰かけた状態から右膝の位置が変わらないように気をつける。

右足のつま先を天井にむけて膝を伸ばします。

膝が地面と平行になったら、5秒程度静止。ゆっくり膝を降ろします。

同様に左足も。
膝の痛みに、膝痛(ひざ痛)体操 膝の痛みに、膝痛(ひざ痛)体操
左右それぞれ10回ずつ、1日2回(朝と夕方)、3ヶ月続けてください。

余裕のある方は、静止する時間を長くしたり、足に重りをつけるとより効果的。



・適度な運動を習慣に

膝に痛みがある人は原因を確かめてから行うこと。

ウォーキングなど軽い運動は血行を良くし、関節の曲げ伸ばしを楽にする効果がある。

ストレス解消にもなるのでおすすめです。

・体を冷やさない

関節痛のある人は、夏に痛みが軽くなり、冬に痛みが強くなることから分かるように関節を冷やさないことが大切です。

寒い季節や夏の冷房の時期には、関節の保温用サポーターも有効です。

・関節にに過度の過重をかけない

膝の関節軟骨に負担がかかるため、特に下り坂や下り階段は注意してください。

重い荷物もできるだけ持たないように。



 膝の痛みを予防するには

・肥満の解消: 膝の関節に最も負担をかけるのが肥満

・イスの生活を: できるだけ正座をしないように

・膝を強化する体操を: 1日2回、太もも強化体操

・適度な運動を習慣: ウォーキングなどの軽い運動を

・体を冷やさない: 保温用ひざサポーターも利用

・関節に負担をかけない: 下り坂や下り階段は要注意(固定式ひざサポーターも)



膝の痛み・関節痛を完全に治すのは難しいですが、毎日のちょっとした工夫で緩和されます。

ゆっくり上手に付き合っていきましょう。


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膝の痛み

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膝の痛み

膝が痛い時の対処法


膝が痛い時の対処法


膝痛には、膝の上の筋肉を動かす



(1)膝痛には医師の診察が重要

膝痛になれば、まず整形外科医にかかり、きちんと診察をしてもらってください。

ここに書いてある事は一般論です。

あなたの膝の実際の症状を診て、総合的に判断できるのは医師だけです。

最近は、膝痛の治療にレントゲンだけではなく、MRIも使用する病院が増えてきました。

MRIでは、レントゲンに映らない膝軟骨の状態もよく分かります。



(2)グルコサミン・コンドロイチンを服用する

膝痛の方用に多くの商品が販売されていますが内容成分をよく確認してください。

グルコサミンとコンドロイチンの比率が5:4のものが良いようです。

市販の製品には、コンドロイチンが少量のものが多いです。
(グルコサミンに比べコンドロイチンが高価なため)

でも、すべての人に効果があるわけではありません。

2ヶ月~3ヶ月服用しても症状の改善がみられない場合は、それ以上服用しても効果が出ないと思われます。

他の方法を試してみましょう。



(3)人体の構造と運動機能を改善する

膝痛には、いろいろな体操をするのが理想ですが、なかなか続きません。

まず、簡単な膝の屈伸から始めてください。

注意すること: 着地時に膝に負担のかかるジャンプ運動はしない。



(4)定期的に、無理のない運動を続ける

変形性膝関節症の痛みは大変なもので、運動を完全に止めてしまう方も少なくありません。

痛みが強い場合は無理をせず休む必要がありますが、いつまでもじっとしているのは膝関節に悪いのです。

筋肉や関節が硬くなり、普段の膝関節の動作が困難になってしまいます。


身体に負担をかけない軽い運動から始め、徐々に運動量を増やしていきます。

運動で変形性関節症が治療できるわけではありませんが、膝関節を覆う組織や関節を支える筋肉が丈夫であれば、膝関節は安定し膝痛が緩和されます。

膝痛の緩和のために、膝関節をしっかり支えるサポーターも利用してください。

(筋肉が丈夫になれば、膝サポーターは不要になります。)

膝痛がどれだけ和らぐかで運動の成果を判断するのではなく、毎日の動作がどれだけ楽にできるようになったかで判断してください。

例えば

・以前より長い距離が歩けるようになった。

・今まで、膝痛で苦痛だった作業が楽にできるようになった。

など、前向きに考えるようにしてください。

膝痛がひどい時に運動するのは避けるべきですが、膝痛の具合が多少ましな時は、下記の「椅子に座ってする運動」を、毎日少しずつでも継続するようにしてください。

膝関節に負担をかけずに太ももを丈夫にします。

日本の大学病院の整形外科で、膝痛(ひざ痛)の外来患者に推奨し実績が上がっています。



(5)健康的な食生活

世間の常識には意外な誤解があります

「健康には粗食がいい」と言われていますが高齢者には間違った考え方です。

もちろん肥満の人や医者から食事制限をされている人は別ですが、その他の人はカロリーとタンパク質の不足に注意して、 いろんな種類のものをバランス良く食べることが大切です。

年をとったら肉より魚がいいと思われていますが、 体の機能向上に適した脂肪、たんぱく質が取りやすい肉こそ長寿の秘訣です。



(6)理想体重を維持する

肥満は膝へ過大な負担になります

理想体重にするだけで、膝痛が軽減することもあります。

理想体重は、定期的な運動と健康的な食生活をすることで維持できます。

しかし、「むりなダイエット」は、絶対にしないでください。



(7)明るく考える

膝痛は克服できるという意識を持つだけでも随分楽になるはずです。



(8)必要に応じて、膝痛の薬も併用する

医師とよく話し合って薬の効能効果を理解して上で必要なら服用してください。

無理に膝痛を我慢する必要はありません。
鎮痛剤もうまく利用しましょう。



このように、膝痛を治すには、総合的な健康管理が必要です。

少しづつでも、生活に取り入れていきましょう。

膝の痛みの対策として、グルコサミン等のサプリメントを飲み試してみるのも、 ひとつの方法ですが効果には個人差があります。

また、毎日飲む必要があるので経済的な負担も大きいです。

人によって、効果が現れない場合もあります。

やはり、確実なのは少しでも太ももの筋肉を付けることです。

少なくとも、筋肉の衰えだけは避けたいですから、散歩や買い物を利用し、できるだけ脚を使うようにしてください。

膝痛がひどい時に無理をするのは絶対に避けるべきですが、それ以外は薬を服用したり、膝用サポーターを利用したりし、できるだけ脚を使うことです。

膝が痛くなるのが怖いからと、家の中でじっとしているのだけは、できるだけ避けましょう。



・膝の水を抜くとクセになるのか?

膝に水が溜まったので病院で水を抜いてもらったが、またすぐに水が溜まってしまう。

これは、膝に水が溜まるクセがついてしまったのか?


膝痛の方からよく聞く疑問です。

何度も水が溜まるのは、水を抜くからではなく、炎症が治っていないことが原因です。

膝の水を抜くことが原因で、水が溜まりやすくなることはありません。

水が溜まりすぎると、膝の動きが悪くなるので抜く処置をします。

しかし炎症が続けば再び溜ります。

これを防ぐためには、膝の体操がおすすめ。

水が溜まる原因である炎症が抑えられ、膝関節の新陳代謝がよくなり水も除々に引いていきます。



<膝の痛みに、太ももの強化体操が有効>

椅子に腰かけた状態から右膝の位置が変わらないようにしながら、

右足のつま先を天井にむけて膝を伸ばす。

膝が地面と平行になったら、5秒程度静止。

ゆっくり膝を降ろします。同様に左足も。
膝の痛みに、膝痛(ひざ痛)体操 膝の痛みに、膝痛(ひざ痛)体操
左右それぞれ10回ずつ1日2回(朝と夕方)、3ヶ月続けてください。

余裕のある方は、静止する時間を長くしたり、足に重りをつけるとより効果的です。


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薄いので使いやすく、ズボンの下でもスカートでも目立ちにくいです



保温する膝サポーター


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膝が冷えて痛む方に遠赤外線セラミック加工・汗ばむ部分はメッシュ加工

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ひざの痛み・商品一
膝の痛み


膝痛の原因と対策


膝痛の原因と対策

膝痛は動かして治す、サポーターの活用も。


膝痛は、中高齢者・女性に多いのが特徴

関節痛は主に腰や肩・手足などにおこりますが、特に中高齢の方に起きやすいのが膝痛です。

なかでも、50代以降の女性に多く見られ、正座がしづらかったり歩行や階段の上り下りが困難という方もいます。

こうした膝痛を招く原因にはさまざまなことが考えられますが、大きな原因としてまず挙げられるのが、加齢による体の老化です。

私たちが、立つ、座る、歩くといった動きをできるのは、体の大部分を占める筋肉や骨、関節などによって体重を支えバランスを保っているからです。

しかし、筋肉量や骨量は加齢とともに減少し衰えていきます。

そのため、体重や体の動きを支える負担が膝関節に集中し軟骨に大きなダメージを与えます。

特に女性の場合は男性よりも筋肉量が少なく、また加齢とともに基礎代謝が低下して太りやすくなるため膝関節にかかる体重の負荷がより大きくなります。

こうしたことから、膝痛は主に中高年の女性に起きやすい傾向があるのです。

もちろん、膝痛を招く原因は、これだけではありません。

加齢などによって骨密度が減少して骨が弱くなると、膝関節への負担が増大します。

さらにO脚やX脚の人の場合、膝の内または外の片側に負担が集中するため痛みが生じやすくなります。

また、立ちっぱなしの仕事や階段の上り下りが多いなど膝関節を酷使する生活習慣を続けている人も膝の痛みを抱えやすいので注意が必要です。



膝痛を招く主な原因

筋肉の衰え・体重過多(肥満)・
骨量の減少・O脚・X脚・生活習慣・膝関節の酷使



膝痛の原因で最も多いのが「変形性膝関節症」

一般的に知られている膝の病気には、リウマチ、半月板損傷、変形性膝関節症などがあり、これらは「膝の三大病」と呼ばれています。

しかし実際には、膝痛を抱える人のほとんどが「変形性膝関節症」であると言っても過言ではありません。

変形性膝関節症は、進行すると膝の関節が変形し激しい膝痛を引き起こす病気です。


なぜ、膝が変形してしまうほどダメージが及ぶのか、その原因は?

そもそも関節は骨と骨が接する部分を言いますが、実際には骨同士が直に接しているわけではありません。

「軟骨」という滑らかな組織が骨の両端を覆い、それがクッションのような役目をすることによって、骨同士がぶつからないようになっています。

膝を曲げたり伸ばしたりといった動きをスムーズにできるのも、この軟骨があるおかげなのです。

ところが膝関節の軟骨は、厚さがわずか3~4mmと非常に薄く、加齢や酷使、体重過多などによって、すり減りやすくなります。

軟骨がすり減ると骨同士が接触しやすくなり、炎症を起こしたり骨の位置がズレたりします。

このような状態になることを「変形性膝関節症」と言い、進行すると激しい膝痛や関節の変形につながります。



膝痛の原因

膝関節の軟骨がすり減り、炎症を起こす。

膝痛の原因・変形性膝関節症、膝サポーターの活用も。

加齢などによって軟骨が磨耗。

そして炎症が起き、激しい痛み。関節の変形へと進行するのが、「変形性膝関節症」の特徴です。



痛いから動かさない。それが膝痛を悪化させる最大の要因

膝痛が生じた場合の対処法は、膝痛の原因や患部の状態によって異なります。

まず、スポーツや外傷などによる急性の膝痛の場合は、体を安静にし炎症がある部分を 冷やすようにします。

そして、症状がひどい場合は、すぐに病院で治療を受けるようにしましょう。


一方、変形性膝関節症などの慢性の痛みのある場合は、おおむね温めるのが良いとされています。

冬などの寒い時期は血液の流れが悪くなります。

血行が悪いと体に必要な栄養や酸素が行き渡りにくくなり、その危険信号として膝痛やかゆみが起こります。

慢性の膝痛や、寒い時期に痛みが強くなる場合は患部を温めるようにしてください。


また、痛いからといって体を動かさない人がいますが、これは良くありません。

膝を使わないでいると、膝の周囲の筋肉が衰えて膝関節にかかる負担がますます増え痛みが強くなるという悪循環に陥ります。

さらに、筋肉や靭帯が萎縮して膝の曲げ伸ばしさえ困難になることもあります。

痛みがある程度治まったら、できるだけ歩くようにしたりストレッチなどの軽い運動をするなどして、膝を少しずつでも動かすようにしてください。

家の中では、イスに座ってする「太ももの強化体操」がおすすめです。

痛む膝に負担をかけることなく筋力を鍛えることができます。



膝痛に、太ももの強化体操

椅子に腰かけた状態から右膝の位置が変わらないように気をつける。
右足のつま先を天井にむけて膝を伸ばします。

膝が地面と平行になったら、5秒程度静止。
膝の痛みに、膝痛(ひざ痛)体操、膝サポーターの活用も。 膝の痛みに、膝痛(ひざ痛)体操、膝サポーターの活用も。
ゆっくり膝を降ろします。同様に左足も。

左右それぞれ10回ずつ、1日2回(朝と夕方)、3ヶ月続けてください。

余裕のある方は、静止する時間を長くしたり、足に重りをつけるとより効果的。



タオルをはさんで骨盤スクワット
O脚に即効性あり、ひざにタオルをはさんでスクワット
<O脚の矯正>
膝の痛み・関節痛の原因と治し方

脚を肩幅からはみ出さない程度に開いて立ち、腕は胸の下でクロス。

ひざの間に丸めたタオルをはさみ、脚を内側に引き締めるように意識しながらスクワット。

・毎日なら20回を1セット

・1日おきなら2セット

普段の生活の中で、できること

・エスカレーターを使わず、階段を使う。
・電車の中で立つ
・しゃがむ動作
・床の雑巾掛け

脚・腰の筋肉が鍛えられ骨盤が締まります。



膝痛には、サポーターの活用も有効

膝痛を改善するには、膝サポーターの活用もおすすめです。

膝サポーターは、不安定になりがちな膝関節を固定して痛みを軽減しズレた骨を正しい位置に戻すことが期待できます。

さらに膝サポーターを装着することで、膝の曲げ伸ばしや歩行がしやすくなり膝まわりの筋肉を無理なく鍛えることができます。

ただし、サポーターならどれでも良いというわけではありません。

運動選手が使うようなサポーターの場合、肌に密着しすぎてムレやすくなります。

また、柔軟性が劣るものだと動きが制限されて筋力の強化につながりません。


膝サポーターの選び方

運動用のサポーターと普段使うサポーターは機能が違います。

固定力に優れていること。

面テープ等で、ご自分の足に合わせてきっちりと巻けるもの。ムレないこと。

長時間使用するものですので、通気性の良い素材(メッシュ等)を使用し、特にムレやすい膝の後ろ側がムレないようになっているもの。



サポーター等を使うことで、筋力をアップし痛みの軽減や改善を目指してください。

まずは、できる範囲で始めてみましょう。


膝痛の方へ、おすすめのサポーター


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ひざの曲げ伸ばしが楽になり、階段も楽になります
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保温する膝サポーター


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膝が冷えて痛む方に遠赤外線セラミック加工・汗ばむ部分はメッシュ加工

メッシュセラミックサポーターひざ用2枚組

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膝の痛み・変形性膝関節症


膝の痛み・変形性膝関節症


膝痛の原因・変形性膝関節症の対策



変形性膝関節症の痛みを、足の筋力維持で緩和

中高年で最も多い膝の痛みの原因は、「変形性膝関節症」。

50才以上の約700万人が発症していると言われ、女性の方が多いの特徴です。

膝の関節でつながっている「太もも」と 「すね」の間の軟骨の磨耗が原因です。

膝関節の軟骨が摩耗し、太ももの骨とすねの骨が直接ぶつかり合い痛みが発生します。



変形性膝関節症の痛みの症状

<痛みが出やすい時>

・朝起きてすぐの歩き始め

・イスに長時間座っていて、立ち上がった時

・坂道や階段を降りる時

<症状>

・正座がつらい

・膝がきちんと伸びない

・膝に水がたまる



変形性膝関節症の最大原因は「加齢に伴う関節軟骨の老化」

肥満と太ももの筋力低下が、関節軟骨に負担をかけ軟骨の摩耗を進めます。
膝の関節には、常に体重がかかっています。

階段を降りる時には、片方の膝に体重の4~5倍の重量がかかるので、減量するほど膝の負担が減ります。

膝関節の保護のためにも、過度な体重は減量するようにしてください。

足の筋力維持には、ウオーキングなど日ごろの軽い運動が役立つ

膝が痛い時に無理に運動するのは膝の痛みを悪化させる危険がありますが、膝の痛みの軽い時には、少しずつでも運動するようにしてください。

歩く時は、できるだけ膝への衝撃がかからないよう、特に下り坂や階段の下りでは、できるだけゆっくりと歩くように。

自転車は膝への衝撃が少ないのでおすすめの運動です。



膝痛の方に、太ももの強化体操

最初は少しずつから始め、毎日続けてください。

椅子に腰かけた状態から右膝の位置が変わらないように気をつけながら、右足のつま先を天井にむけて膝を伸ばします。

膝が地面と平行になったら、5秒ほど度静止。

ゆっくり膝を降ろします。同様に左足も。
膝の痛みに、膝痛(ひざ痛)体操   膝の痛みに、膝痛(ひざ痛)体操
左右それぞれ10回ずつ、1日2回(朝と夕方)、3ヶ月続けてください。

余裕のある方は、静止する時間を長くしたり足に重りをつけるとより効果的です。


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膝が冷えて痛む方に遠赤外線セラミック加工・汗ばむ部分はメッシュ加工

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健康情報
膝の痛み

ひざの痛み・商品一
膝の痛み

詳しい「変形性膝関節症」


詳しい「変形性膝関節症」


中高年からの膝痛、ほとんどが変形性膝関節症

無理をしないで、動かす事が大切


想像以上に酷使している膝(ひざ)

あなたの膝は大丈夫ですか?

「正座すると膝が痛い」「階段の上り下りがつらい」など、膝に痛みをかかえている方は多いです。

その割合は、70歳以上の方の約4割とも言われています。

若い時に正座を続けていると膝痛になりやすいのです。

正座は膝を本来曲がる以上に無理やり曲げている状態ですから、膝には大きな負担がかかっています。

他に、「激しい運動で膝を痛める」方もおられます。

しかし、正座をせず安静に生活していても、大丈夫ではありません。

普通に歩いているだけで、膝には瞬間的に体重の3倍もの重みがかかっています。

日々酷使している膝が痛む時、多くの場合は変形性膝関節症にかかっている疑いがあります。



膝の関節は、わずか4ミリの関節軟骨に守られています

人間の膝は、太ももの骨とすねの骨が接する部分にあります。

その間には、骨同士がぶつかり合わないようにするクッションが存在します。

それが、骨の表面を覆う、厚さわずか4ミリの関節軟骨です。

関節軟骨は60%が水分で、残りはコラーゲンや、プロテオグリカンというタンパク質、そして軟骨細胞から構成されています。

関節に衝撃が加わると、水分を出して形を変え、負担を分散してくれる大事な組織です。

変形性膝関節症とは、この関節軟骨が何らかの原因によってすり減ることで起きる病気です。

関節軟骨がクッションとしての役割を果たせなくなると、骨と骨が直接触れて膝関節が変形してしまいます。

初期には、はがれ落ちた関節軟骨の小さなかけらが周囲の組織を刺激して炎症を起こし膝の痛みとなって現れます。

そして、末期になると、ついに膝が伸ばせなくなってしまうのです。

関節の中の「関節液」が過剰に分泌されて膝が腫れる、いわゆる「膝に水が溜まる」という状態になることもあります。

この場合、注射器を使って関節液を抜き取る処置が行われます。

「一度水を抜くとクセになる」とよく言われますが、病気が続いているから膝に水が溜まるのであり、クセになるのではありません。



前方から見た膝のしくみ
変形性膝関節症、膝のしくみ
関節包:関節を包む大きな袋

靭帯:骨と骨とをつなぎ合わせるヒモの役割

関節軟骨:
太ももの骨とすねの骨の端に4ミリずつあるクッション。
このわずかな厚さで、何十年も人の体重を支え続けています。



変形性膝関節症を発見する方法としては、エックス線検査が一般的です。

関節軟骨はエックス線に写りませんので、関節軟骨がすり減っていたら、骨と骨の間隔が狭くなっていることで分かります。

ここで注意すべきは、横になってエックス線写真を撮ると関節の隙間が広く空いてしまい、正しく診断できないということです。

きちんと立って、膝に重みをかけた状態で撮らなければなりません。

関節軟骨はすり減る前に裂け目ができて、そこから磨耗が進んでいきます。

まだ関節軟骨の厚さが保たれている段階で早期発見して治療にかかることが望ましいのですが、関節軟骨はエックス線に写らない組織ですから発見は容易ではありません。

膝に痛みを感じて、それがしばらく続くようであれば、なるべく早めに病院での診察を受けるようにしてください。



更年期を迎えた方は特に注意

膝の関節軟骨がすり減る原因

肥満

歩くだけで瞬間的に体重の3倍もの負担が余計にかかるわけですから、肥満が膝にかける負担は大変なものです。

例えば、体重が3キロ増えてしまうと膝にはその3倍の9キロの負担になります。

年齢

年をとると必ず変形性膝関節症になるわけではありませんが、年齢も大きな要因です。

膝には普通に生活しているだけで大きな負担がかかっています。

長年使われ続ければ、それだけ関節軟骨を酷使することになってしまいます。

筋力の衰え

また人間は年を経るごとに筋力が衰えていきます。

つまり膝を支える筋力も弱くなり、体を支える支持性が悪くなってくるということです。

加齢と共に、膝に負担がかかりやすくなってしまう訳です。

ホルモンバランス

また性別では、女性の方が変形性膝関節症にかかりやすいです。

関節軟骨には女性ホルモンであるエストロゲンの「受容体」があることが分かっています。

つまり女性ホルモンと何らかの関係があると考えられていて、実際に疫学的調査でもホルモンバランスが乱れがちな」更年期を迎えた女性の患者さんの数は多いのです。

他にも激しいスポーツ活動や外傷によるものなど、変形性膝関節症を引き起こす原因は実に様々です。



変形性膝関節症との付き合い方

細かいことにも気を配る

変形性膝関節症の治療法としては、注射や手術という方法もありますが、基本的には手術をしないで治療をすることが多いです。

(保存療法)

膝に痛みを感じたら、なるべくひざに負担をかけないように日常生活の見直しが必要です。

関節軟骨は一度失ったら元には戻りません。

しかし、適切に生活習慣を改善すれば、変形性膝関節症の進行を遅らせることが可能なのです。

杖をつくとか階段の手すりを使うことも大切です。

また、歩幅を小さくしてゆっくり歩くこと。

痛む間は正座も避けてください。

また、膝を温めれば血流が良くなります。

入浴でゆっくりしっかり温めるのもおすすめです。

筋肉の衰えをカバーし、保温効果もあるので膝のサポーターも上手に利用してください。

少し痛みが引いたら、サポーターを緩くしたりはずしたりして膝の筋力が低下しないようにします。



変形性膝関節症の水抜きの是非について

質 問

膝の腫れと痛みで受診し、変形性膝関節症と診断され初めて水を抜きました。

リハビリを続けていましたが、しばらくすると、また腫れて水を抜きました。

その後ほとんど痛みも無く膝もよく曲がるようになりました。

ところが、遠方へ何度か行かなければならない事があり、また膝が腫れました。

知り合いに、「先生の中には水を抜かない方が良いという方もいる。」という話を聞き、今回は冷やしたり安静にしたりして1週間で良くなりました。

今後の対処について教えてください。

回答1

一般に関節に水分様液体の貯留には次のような条件が必要になります。

1)関節周囲の筋群の弱化による関節の固定性の悪さ、動揺性のための刺激を和らげる。

2)関節周囲筋が拘縮し、関節運動が正常な関節運動範囲まで十分に行われない。

3)炎症がある

以上の条件を排除しない限り、関節水腫の条件は常にそろっているため、また水腫ができます。

関節水腫を繰り返すと関節包が緩み、また溜まりやすくなります。

また関節包を作っている滑液膜は刺激を受けさらに水溶液の分泌を盛んにします。

関節の状態、関節の動く範囲が正常であることが必要です。

正座あるいは正常に座る動作まで出来るよう関節の運動範囲を広げます。

また膝周囲筋の筋力が弱いと膝は無駄な動きをするため、膝関節に衝撃を増やさないようにクッション剤として「水」が溜まってきます。

「水」が溜まった後は、まず「水」を抜き、綿包帯やサポーターなどで関節運動を制限保護し、局所の安静の後、筋力強化・関節可動域改善をしていかなければなりません。

筋力強化、関節可動域改善が行われなければ「水」が溜まることを繰り返します。


回答2

「関節に水が溜まる」と言うときの「水」は正確には関節液という液体です。

関節液は血液の行き届かない軟骨の栄養をつかさどっています。

関節に水が溜まる事を「関節水腫」と言いますが、このような状態の関節液は正常なものではなく、軟骨の栄養に支障を来たします。

従って、すぐに水腫が引くような状態であれば 無理に水を抜く必要はないのですが、大量に溜まっているときや長期にわたって溜まる事が予測されるようなときは穿刺排液した方が良いと言われています。

また、初診時には関節液の性状が診断の手がかりになる事が多いので、初めての時にはたいてい水を抜いてその色や濁り具合を見ます。

水腫が少量で診断も確定している時などは抜かずに様子を見る事もあります。

「水を抜くとクセになる」と言うのは非常によく知られた迷信です。

「風邪の時の鼻水」 にたとえる事があります。

風邪を引いたとき鼻水が出ます。

この時、鼻をかんで鼻水を出したら鼻水が出る事がクセになるでしょうか?

鼻水の原因は風邪にあるので、風邪が治ればいくら鼻をかんでいても鼻水は止まります。

これと同じで、膝の水も原疾患が落ち着けば水も溜まりにくくなります。

ただ、風邪と違うところは基礎に変性と言って軟骨が傷んでいる事が原因の事が多いため、風邪のように完治することなく慢性的に水が溜まってしまうことがあることです。

おそらく はこのような理由からこういった迷信が出てきたのだと思います。

原疾患の治療に専念することが大切です。



脚の支持性を高めるために、軽い運動で筋力を付けましょう

変形性膝関節症にかかってしまったら、膝は安静にしなければなりません。

しかし動かさなくなってしまうと、筋力が弱って体の支持性が悪くなってしまいます。

無理の無い範囲で筋力を付けることは大切です。

しかし、「筋力増強」などと言うと、何やらキツイ運動をしなければならないイメージがあって、特に高齢の方には抵抗があるでしょう。

ましてや、すでに痛みがある膝を酷使しては弱った膝に余計な負担がかかり悪化させてしまいます。

おすすめの運動は、自転車を漕ぐこと。

スポーツジムなどにもありますが、事故の危険がないように室内で固定された自転車をこぐと良いです。

自転車の良い理由は、体重をサドルが支えてくれて膝への負担が軽くなった状態で運動ができるからです。

そして運動用自転車のペダルにある足を固定するベルトをできるだけ使用してください。

ベルトがあると足を踏み込む動きだけでなく、持ち上げる筋肉も訓練もできます。

そうするとすねの前側の筋力がついて歩行時につま先が持ち上がりやすくなり、つまずき防止にもなります。

5~10分漕いで5分休憩、という流れを繰り返し、1日で合計30分程度運動してください。

強い負荷をかける必要はありません。軽く漕げる程度で十分です。

また、水中なら膝に負担がかかりにくくなるので、プールに入って運動するのもおすすめです。

その場合、ただ水中を歩くだけではなく膝をしっかり伸ばしたまま脚を交互にバタバタさせる方がより効果的です。

太ももの筋肉だけでなく股関節周辺や背筋も鍛えられます。

泳げない方も、ビート板につかまってバタ足運動をしてみてください。

家の中では、イスに座ってする太ももの強化体操がおすすめです。

痛む膝に負担をかけることなく筋力を鍛えることができます。



膝痛の方に、太ももの強化体操

椅子に腰かけた状態から右膝の位置が変わらないように気をつけながら、右足のつま先を天井にむけて膝を伸ばします。

膝が地面と平行になったら、5秒ほど度静止。

ゆっくり膝を降ろします。同様に左足も。
膝の痛みに、膝痛(ひざ痛)体操   膝の痛みに、膝痛(ひざ痛)体操
左右それぞれ10回ずつ、1日2回(朝と夕方)、3ヶ月続けてください。

余裕のある方は、静止する時間を長くしたり足に重りをつけるとより効果的です。



こうした運動を継続すれば、必ず筋力がついて歩きやすくなり同時に体重の減量にもなるのです。

しかし、1人で続けようとしてもなかなか難しいでしょう。

そんな時は音楽を聴いてリラックスしてもいいし、お友達といっしょに楽しく運動してもいいと思います。


変形性膝関節症は患者さんの努力で進行が防げる病気です。

くじけることなく、ゆっくり、あせらず日々の生活改善に取り組んでいただくのが良いでしょう。


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保温する膝サポーター


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膝の痛み

ひざの痛み・商品一
膝の痛み

変形性ひざ関節症になりやすい人


変形性ひざ関節症になりやすい人

O脚・肥満・高齢の女性に多い


変形性ひざ関節症

O脚・肥満・高齢の女性に多い

予備軍を含め2400万人

立ち上がったり座ったりする時にひざが痛み、悪化すると歩くのも困難になるのが変形性ひざ関節症です。

加齢で軟骨がすり減って発症する中高年が増えています。

50歳以上で1000万人、自覚症状が無い予備軍を含めると2400万人いるともいわれ、悪化すると介護が必要になる場合もあります。



症状

ひざの関節は大腿骨、脛骨(すね)、膝蓋骨(お皿)と軟骨、じん帯、筋肉などの組織でできています。

痛みは軟骨が傷ついて炎症を起こすことで生じ、すり減ると症状は進みます。

末期には骨同士がぶつかり、骨が削られてえぐれます。

体重がひざの内側にかかりやすいO脚の人がよく発症します。

肥満気味の人、筋力が軟骨の柔らかさが無くなる高齢者、ホルモンなどの関係で女性に多いのも特徴です。

変形性ひざ関節症



治療法

初期

初期はストレッチなどで常にひざを軟らかくします。

痛む場合は飲み薬の消炎鎮痛剤や湿布を使います。

進行期

痛みがひどくなれば、鎮痛効果のあるステロイド剤や軟骨の弾力を回復させるヒアルロン酸ナトリウムを関節内に注射します。

O脚変形がある場合、ひざにかかる体重のバランスを整える靴の中敷、足底板が有効な場合もあります。

手術

ひざの変形が軽度で損傷して半月板が傷みの原因の場合、内視鏡(関節鏡)で半月板の部分切除をすると痛みが軽減します。

ひざの内側の軟骨がすり減りO脚になった場合は、骨を切ってX脚に矯正し外側に残っている軟骨で体重を受けて歩けるようにする「脛骨骨切り術」という方法もあります。

最もひどい状態の場合は、ひざ関節を人口関節に換える手術を行います。



予防法

変形性ひざ関節症は要介護になる危険性が高いロコモティブシンドローム(運動器症候群)の原因のひとつです。

変形性ひざ関節症ですり減った軟骨は細胞分裂をしないので増えず再生しません。

軟骨を減らさないように予防することが最も重要です。

軟骨に負担のかかる、しゃがんだり立ったりする動作を頻繁にするのは避けましょう。

ひざの痛みが無ければ、ウォーキングなどで太ももの筋力を維持し、ひざ関節の周囲を伸ばすストレッチ体操も効果的です。

そして肥満のならないための食生活に注意することも重要です。



こんな人は要注意

当てはまる項目が多いほど、変形性ひざ関節症になる可能性が高い

・50歳以上

・女性

・O脚

・肥満気味(BMIが25以上)

・下肢の筋肉が衰えている

・大工、運送業、内装業など、しゃがんだり立ったりの作業が多い職業

・ちゃぶ台や和式トイレ、和室での寝起きなど、ひざをよく使う和式の生活スタイル

・スポーツなどで、過去に半月板を損傷したことがある



BMI法(体重の目安)

やせ    20以下
正常    20~24
太り気味  24~26
肥満    26以上

<計算方法>
BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)

例えば
身長160cm 体重70kgの人の場合

70÷1.6÷1.6=27.3
(26以上で肥満)

BMI法による身長と体重の例
この体重を超えると「肥満」

身長cm 体重kg BMI
145    54    25.7
150    58    25.8
155    62    25.8
158    65    26.0
170    75    26.0
175    79    25.8



変形性膝関節症に効く
<太ももを鍛える膝の筋力増強訓練>

椅子に腰かけた状態から右膝の位置が変わらないように気をつけながら、右足のつま先を天井にむけて膝を伸ばします。
膝が地面と平行になったら、5秒程度静止。
ゆっくり膝を降ろします。同様に左足も。
膝の痛みに、膝痛(ひざ痛)体操膝の痛みに、膝痛(ひざ痛)体操
左右それぞれ10回ずつ、1日2回(朝と夕方)、3ヶ月続けてください
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膝の痛みを軟骨細胞の活性化で治す

<クリックで移動>

膝が痛い時は膝痛体操で治す1膝が痛い時は膝痛体操で治す2膝が痛い時は膝痛体操で治す3




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膝の痛み

ひざの痛み・商品一
膝の痛み

変形性膝関節症 ・治療の受け方


変形性膝関節症


上手な治療の受け方


<変形性膝関節症とは>

60歳以上の方の4割に症状が出現

中高年の訴えで多いのが、「膝が痛い」「膝が曲がりにくい」など。

60歳以上の方の8割以上にエックス線で変形性膝関節症変化が見られ、4割に症状があると言われています。

膝関節を支えているのは、膝の周囲の筋肉や太もも前側の筋肉(大腿四頭筋)です。

しかし、筋力の低下や肥満などで膝を支えられなくなると、骨の先端にある軟骨がすり減り痛むようになります。

加齢から関節液に含まれるヒアルロン酸が減少

本来ならば骨と骨の結合部は弾力のある軟骨でおおわれていて、関節部は「関節包」という膜で包まれ中は「関節液」で満たされているため膝関節をスムースに動かすことができます。

ところが、年齢を重ねると「関節液」に含まれるヒアルロン酸の濃度や分子量が減ってきます。

ヒアルロン酸とは、粘りのある液体で関節液では潤滑油として働き軟骨の栄養分となっていますが、これが少なくなると、軟骨同士がこすれ合って炎症を起こし痛みを引き起こすことになる。

こうして起こるのが「変形性膝関節症」です。

女性がなりやすいのは、、男性よりも筋力が弱いためと考えられています。

また、肥満やO脚なども膝関節に負担をかけることになります。



<正面から見た膝のしくみ>
変形性膝関節症・上手な治療の受け方
膝蓋骨(膝のお皿)を除いた状態



<変形性膝関節症の診断・検査法は?>

問診・視診・触診・レントゲン検査を行い、骨の変形や軟骨のすり減り具合を調べて変形性膝関節症かどうかの診断を行います。

軟骨・靭帯・筋肉の状態を詳しく診たいときはMRI検査を行います。

また、血液検査・関節液検査を行う場合もあります。



<変形性膝関節症の治療法は?>

膝に負担をかけない運動療法のすすめ

変形性膝関節症と診断されたら、体重が増えすぎないように注意すること膝に負担をかける生活を避けるようにすることが必要です。

たとえば重い荷物を持たない長時間歩かない長い階段や坂道は登らないなど、膝に負担をかけない生活を心がけます。

ただ、関節を動かすことで軟骨は関節液を吸い上げ、その栄養を賄っています。

ですから、運動をしないと軟骨は栄養不足でますますすり減って変形していくことになります。

変形性膝関節症では、膝に負担をかけない運動をすることは、とても重要なことです。



<膝痛の方は、太ももの強化体操>

家の中では、イスに座ってする太ももの強化体操がおすすめです。
痛む膝に負担をかけることなく筋力を鍛えることができます。

椅子に腰かけた状態から右膝の位置が変わらないように気をつけながら、
右足のつま先を天井にむけて膝を伸ばします。

膝が地面と平行になったら、5秒程度静止。
ゆっくり膝を降ろします。同様に左足も。
膝の痛みに、膝痛(ひざ痛)体操       膝の痛みに、膝痛(ひざ痛)体操
左右それぞれ10回ずつ、1日2回(朝と夕方)、3ヶ月続けてください。

余裕のある方は、静止する時間を長くしたり足に重りをつけるとより効果的です。



変形性膝関節症には、効果的に薬を使用

膝の痛みがとれず日常生活に支障があるときは、運動療法とあわせて薬が処方されます。

痛み止めや湿布(消炎鎮痛剤)、膝にヒアルロン酸の注射をする方法などがあります。

また、サポーター、足底板、杖などを使って膝関節にかかる負担を軽くしたり関節を安定させたりして対応する場合もあります。

さらに痛みがひどいときには手術療法が適応になります。

歩きはじめや座ったときに痛みを感じるなどしたら、初期のうちに医師に相談して適切な治療を受けることが大切です。

高分子量ヒアルロン酸の関節内注射

1週間に1回ずつ5回にわたって、関節内に高分子量ヒアルロン酸の注射をします。

ヒアルロン酸は関節液や軟骨の成分ですから、不足分が補充されれば、関節の痛みは和らぎ、関節の動きはなめらかになります。
変形性膝関節症とサポーター変形性膝関節症と杖
サポーター・足底板・杖などを使って、膝関節にかかる負担を軽くしたり関節を安定させたりして対応する場合もあります。

*ヒアルロン酸の経口摂取(飲むヒアルロン酸)については医学的な根拠は明らかにされていません。



<変形性膝関節症の具体的な診察と治療>

Aさん  中程度の変形性膝関節症・薬物療法と運動療法で治療

年齢 57歳    性別 女性    職業 スーパー店員
身長 159cm  体重 69kg    BMI 27.2

7年前から両膝の関節が痛んでいましたが、次第に痛みがひどくなって仕事ができなくなり来院されました。

長時間の立ち仕事や物品の運搬ができなくなったうえ、立ち上がるときや階段の昇降時には支えが必要でした。

診察と治療

両膝に腫れ膝の動きに制限があり、膝の内側を押すと痛みがありました。 筋力は左右とも正常。

レントゲンでは、左右とも隙間が狭まり骨が硬化していたため、中程度の変形性膝関節症と診断し薬物療法と運動療法を開始しました。

薬物療法

Aさんのように比較的軽症の場合、炎症を抑え痛みをとる治療法としてはヒアルロン酸の関節内注射や消炎鎮痛剤という治療法になります。

ヒアルロン酸の関節内注射は、ステロイドと比べて副作用が少ないところがメリットです。

関節に溜まった関節液を抜いた後に、高分子ヒアルロン酸の関節内注射を5回行いました。

運動療法

症状が軽くなるまでには、ある程度の時間がかかりますが運動療法を含めた治療を行います。

1)筋力増加訓練

膝に負担がかからないように膝の曲げ伸ばしを行い、太もも前の筋肉(大腿四頭筋)を鍛えます。

<太もも強化体操>
変形性膝関節症・ひざ痛体操   変形性膝関節症・ひざ痛体操
2)関節可動域訓練

入浴後に、膝の曲げ伸ばしを行います。

3)有酸素運動

水中ウォーキング、水泳またはウォーキングがおすすめです。

日常の生活指導

減量をすすめ、食事や運動など日常生活に関するアドバイスを行いました。

立ち仕事のときは近くに椅子や寄りかかれる支えを用意すること、階段の昇降を減らしエレベーターやエスカレーターの利用をすること、などをすすめました。

治療の経過

初診後2週間でかなり改善し、5週間後には両膝関節痛は軽減しサポーターを装着しながらの長時間の立ち仕事にも耐えられるようになりました。

その後3ヶ月間は、2週間おきに高分子ヒアルロン酸の関節内注射を行い、痛みはほぼ消失しました。



Bさん   進行期の変形性膝関節症・人工関節全置換術

年齢 64歳    性別 女性    職業 スーパー店員
身長 152cm  体重 65kg    BMI 28.1

20年前、他の病院で右半月板切除手術を受け、それ以降徐々に右膝関節が痛むようになってきました。

消炎鎮痛剤やヒアルロン酸の関節注射などの薬物療法や足底板などの装具療法、運動療法、理学療法を行いましたが歩くと痛みが増強し杖なしでは歩けなくなりました。

じっとしていても右膝に痛みがあらわれるようになり、当科を紹介されました。

正座はできず、階段の昇り降りは手すりを使って一歩一歩です。

診察

両膝は明らかにO脚で、右膝の関節は伸展マイナス40度、屈曲115度と動きが制限されていました。

内側の膝関節を押すと痛み動かすと痛みやきしむ音がして、膝蓋骨と大腿骨の間にも痛みときしむ音がしました。

膝を内側にそらすとぐらぐらしていて歩くと膝の動揺性が明らかでした。

大腿四頭筋(太もも)に明らかな萎縮(左右の周囲径差4cm)が認められました。

エックス線画像

右膝の内側の関節の隙間はなくなり脛骨の内側の骨が欠けて、ひどく変形しています。

外側の関節や膝蓋大腿関節にも破壊がみられました。

治療の経過

変形性膝関節症と診断し、膝痛の軽減および極度に障害されている日常生活動作の改善のために人口膝関節全置換術を行いました。

骨の欠損部分には切除骨を充填して膝の変形を矯正しました。

術後2日目からは関節の動く範囲を大きくする訓練、術後3日目からは歩行訓練を始めました。

術後3週間で膝関節は0~120度動くようになり、術後1ヶ月でT字杖で歩き退院しました。

入院中および退院時の指導では、栄養士から食事の栄養指導を行いました。

運動療法は術前から大腿四頭筋の訓練を行い術後・退院後も継続して訓練するように指導しました。

術後1年が過ぎた現在、膝痛は安静時、歩行時ともほとんどなく近所へは徒歩で買い物に出かけています。

手すりがなくても階段の昇り降りができるようになりました。


<手術前>                  <手術後>
変形性膝関節症変形性膝関節症・人工関節



膝痛の方へ、おすすめのサポーター


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保温する膝サポーター


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健康情報
膝の痛み

ひざの痛み・商品一
膝の痛み

膝痛のいろいろな治療法


膝痛のいろいろな治療法

効果があるのか? 民間療法から健康食品まで



膝痛の処置として、薬物療法・代替療法・民間療法等、いろいろな治療法があります。

効果的に膝の痛みを癒すものもあれば、炎症を鎮めるもの、身体の自然治癒力を高めるものもあります。

効果はありそうだけれども、それが科学的に立証されていないものもあります。

また、治癒効果が全く認められないものもあります。



治療法別に見てみましょう。

<膝痛の治療法>

<内 服>

・カプサイシン

トウガラシの辛味の成分です。

カプサイシン配合のローションやクリームがあり、関節炎などの痛みを緩和してくれます。

もともとは処方薬だったのですが、最近では処方箋が無くても購入でき、さまざまな濃度の商品があります。

カプサイシンは膝の痛みを和らげるだけで、根本にある病気には影響がありません。

カプサイシン剤は肌に塗付するため、指や手、手首、ひざなど、皮膚表面に近い関節の痛みに効果的です。

鎮痛剤を服用するほどの痛みでない、という場合にカプサイシン剤を使用する方が多いようです。

カプサイシンと痛みについては、未知の部分が多く残されています。

痛みの信号を末梢神経から脳へ伝える化学物質に作用するのではないかと考えられています。

副作用は、塗った個所がヒリヒリすることだけです。

使い方は、患部に直接塗付します。

1日に3、4回使用しても、効果が現われるまで数日から1ヶ月かかるようです。

トウガラシをたくさん食べても効果はありません。


・ショウガ

香辛料として親しまれているショウガの根は、発熱や下痢や嘔吐などの処置に用いられてきました。

最近になって、ショウガは血液をさらさらにして心臓病を予防するのではないかと注目されています。

胸焼け、消化不良。嘔吐、乗り物酔いなどにショウガを使用します。

関節炎にも有効であるという主張も出てきています。

乗り物酔いや消化不良にはかなりの効果があるようですが、変形性関節症に対する効果は、判断材料が乏しいため断言できません。

ただし、シクロオキシゲナーゼという酵素の働きを阻止して炎症を鎮めるという、非ステロイド剤に似た作用はあるようです。

大量に摂取すると不整脈が起こり、中枢神経を圧迫することや、一部の栄養素の吸収が妨げられることがあります。

妊娠中あるいは授乳中の女性は注意が必要です。

生で摂取することができるほか、カプセルやドライハーブ、粉末、ハーブティーなどがあります。

カプセルの場合は1日500mg、ドライハーブや粉末の場合は1日1.5gが適量です。


・鮫軟骨

コンドロイチンに替わるものとして使用されます。

また抗ガン物質としても注目されているようですが、明確な研究結果はありません。

鮫軟骨が膝痛に有効である可能性はありますが、変形性膝関節症に対する効果については立証するデータがありません。

効果があるとすればグルコサミン/コンドロイチンを含んでいるからだと思われます。

しかし含まれる量は微量です。

したがって、グルコサミン/コンドロイチン目当てで鮫軟骨を摂取するのは非効率です。

また、鮫軟骨は高価ですので一般的なサプリメントでグルコサミン・コンドロイチンを摂取することをお勧めします。

鮫軟骨の副作用は報告されていません。

ただし、鮫は海中生物の食物連鎖の上位に位置するため、体内に有害物質を溜め込んでいる可能性が高いです。

品質が厳密に管理されているものを選んでください。


・ウコン(ターメリック)

ウコンはインド原産の植物で、インド料理などに香辛料として使用されます。

カレーの黄色はウコンの色です。

ウコンの成分に非ステロイド剤とよく似た抗炎症作用があります。

痛みや炎症を鎮めるために使用します。

ウコンは炎症に対する処置として古くから使用されていますが、変形性膝関節症との関連においては研究されたことはありません。



<外 用>

・指圧

中国の伝統的療法で、手を使ってツボを刺激し血行を促進して緊張をほぐします。

変形性関節症の痛みを緩和する効果はありますが、一時的に癒されるだけのようです。


・鍼療法

身体に針を刺して「気」(エネルギー)の流れを安定させるものです。

これによって緊張がほぐれて血行が良くなります。

変形性関節症の痛みに非常に効果があったとの研究結果があるようです。

膝の変形性膝関節症患者を対象に、2ヶ月間、週2回のペースで鍼療法を施したところ、

痛みが一時的に解消され、関節の機能が回復したのです。(アメリカ・メリーランド大学)

なぜ効くのか、西洋医学の立場からこれを証明することはできませんし、誰にでも効くとは限りません。

正しく施されれば副作用はありませんので、一度試してみるのも良いでしょう。

日本ではほとんど使い捨ての針を使用して、感染症を防いでいます。

受診前に電話で確認しておきましょう。


・冷却療法

体の一部を冷やす療法の総称です。 水風呂や湿布、アイシングなど。

患部を冷やすことによって炎症を抑え、痛みを緩和する効果が得られます。

関節の腫れを抑えるのは、患部を圧迫して冷やすという方法が最も効果的と言われています。

非常によく効きますが、効果は長続きしません。


・電気療法

体に微量の電気を流す治療法。

変形性関節症の痛みを緩和するために行います。

慢性的な痛みには古くから行われている治療法です。

効いたと言う人もあれば、効かなかったと言う人もいます。

効いた場合の効果は数時間から数日間続きます。

ただし、回数を重ねるほど効果が薄れる傾向があり、本質的な回復にはつながらないと思われます。


・温熱療法

体の一部を温める療法の総称です。

お風呂やジャグジー、シャワー、温泉、温湿布、電気赤外線ランプ、パラフィンワックスなどを使用します。

患部を温めることによって筋肉をほぐし痛みを癒しす。

一時的ですが効果はあります。

膝の痛みを和らげ、関節の機能を回復する作用があります。


・鎮痛クリーム

薬局で購入できる、アスピリンや温熱効果のある物質を配合したクリームです。

皮膚に塗付すると、有効成分が皮膚に浸透して局部的に痛みを和らげます。

軽度の変形性膝関節症、特に皮膚表面に近い指、ひじ、膝などの関節痛に有効です。

効き目は一時的です。



これらの治療法の特徴を理解し、症状や状況によって使い分けることが大切です。

ここの内容は基本知識で、お医者さんに質問するための基になるものです。

不明な点は、お医者さんや薬剤師、施術士(鍼灸・整骨院)によく聞いてください。

きちんと説明しない医院や整骨院では、適切な治療を受けるのは難しいかもしれません。



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膝痛治療のよくある疑問


膝痛治療のよくある疑問

その対処法で大丈夫ですか? 
病院で行われる膝痛の治療法について、その目的や効果をきちんと理解しておきましょう。



膝痛治療のよくある疑問

・膝の水を抜くとクセになるって本当?

・注射をしても、また痛み出すのはなぜ?

・膝痛に効くサプリメントはありますか?

・手術をすすめられましたが、その効果は?



・膝の水を抜くとクセになるって本当?

水を抜くからではなく、炎症が原因です


水を何度も抜くことが原因で、水が溜まりやすくなることはありません。

水が溜まるのは、膝関節の炎症が原因です。

水が溜まりすぎると、膝の動きが悪くなるので抜く処置をします。

しかし炎症が続けば再び溜まります。

これを防ぐためには、膝の体操がおすすめ。

水が溜まる原因の炎症が抑えられ、膝関節の新陳代謝が良くなり水も除々に引いていきます。



・膝痛に効くサプリメントはありますか?

市販品は玉石混淆。過信は禁物


変形性膝関節症に効くとされるサプリメントについては、近年医学的な検証も進んでいます。

現在のところ、グルコサミンやコンドロイチンについては「初期や中期には、ゆっくりではあるが痛みの軽減に効果があるとする評価がされています。

コラーゲンは軟骨の構成成分ですが、サプリメントとして摂取した場合の効果については証明されていません。

注意するのは、サプリメントは医薬品と違って規制がゆるく、品質に大きな差があることです。

信用できる製品を見極めることも大切です。



・注射をしても、また痛み出すのはなぜ?

注射は即効性があるが効果は一時的なもの


関節注射は関節に直接傷み止めを注射するので、急な痛みを軽減する効果があります。

しかし、注射には軟骨や関節の状態を改善する効果はありません。

薬の鎮痛効果がなくなれば、また痛み出すことになります。

注射は痛みを伴いますし、病院に何度も通わなくてはいけません。

一時的な効果に頼らず、体操を続けたほうが長期的にみたら効果が高いでしょう。



・手術をすすめられましたが、その効果は?

体操も効果がないほど悪化した場合は手術を


膝の軟骨がほとんど無くなったり骨がひどく変形するなど、症状が重度に進みすぎた場合は、運動療法にも限界があります。

体操を半年以上しても、5分も歩けない状態が続くなら手術を考える必要があります。

おもな手術には、人口関節を入れるもの、骨を削って変形を治すもの、内視鏡で損傷部分を取り除くものがあります。

いずれも痛みが引き歩けるようになりますが、術後のリハビリ期間や運動能力の制限、効果の持続性などは手術法によって違います。

医師とよく相談して選択してください。


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膝の炎症を抑える治療法


膝の炎症を抑える治療法

膝の炎症は、放置しておくと症状を悪化させる



変形性膝関節症の炎症は、放置しておくと症状を悪化させます。

ご自分の症状に合った適切な治療を受けることが大切です。



膝の痛みの治療法

痛みの原因である膝の炎症を放置すると、正常な軟骨細胞も悪影響を受け、ますます 関節軟骨がすり減ります。

保存療法には、薬物療法のほか、温める・冷やす・装具(サポーター)を使う等があります。

症状に応じて、治療法を組み合わせることが重要です。



炎症を抑える治療・薬物療法


非ステロイド性消炎鎮痛薬

痛みの強さで使い分け

外用薬:塗り薬や貼り薬

内服薬:胃腸障害などの副作用が起こることがあるので、「胃の痛みや不快感」などが現れたら、すぐに担当医に相談してください。

坐 薬:非常に痛みが強い場合や膝が腫れている場合に用い症状が治まってきたら外用薬に切り替えます。

ヒアルロン酸の関節内注射

ヒアルロン酸は、関節軟骨や関節液に含まれる成分のひとつです。

膝関節内に注入し、関節軟骨の表面を保護し動きを滑らかにします。

1~2週間に一度注入し、数回繰り返し効果を見ます。

多くは、膝の水(関節液)を抜く治療と同時に行われます。

初期のうちに始めると、特に効果が高いといわれています。

注射後の感染には注意し、注射の傷に細菌などが入らないよう気をつけてください。



膝の炎症を抑える治療

温める・冷やす

血行を促進し痛みを和らげる

温める場合

変形性膝関節症は、膝関節を温めるのが基本です。

ゆっくり入浴したり温めたタオルを膝に当てたりしてよく温め血行をよくします。


冷やす場合

膝関節に腫れや熱がある場合は、氷等で冷やします。

冷やしている間は血管が収縮していますが、冷やし終わった後、血管が拡張し血行が良くなります。


温め・冷やす、これ一つ
ホット&クールパッド・Lサイズ
ホットクールパッド



装具を使った治療

膝への負担を減らす

痛みを和らげ、症状の進行を防ぐ効果があります。

足底板

足の外側を高くしO脚を矯正し、膝への負担を軽減します。

膝サポーター

固定式は、膝が安定し膝関節への負担が減ります。

保温式は、膝関節を温めます。

杖を使う

杖は痛む側の脚と反対に手に持ちます。

まず杖を下ろし、次に痛む側の脚をそろえ、最後に痛みの無い側の脚をそろえます。

バランスを崩して転ばないよう、慣れるまで注意してください。


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ひざの曲げ伸ばしが楽になり、階段も楽になります
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